バックオーダー希望車種一覧

  車名 グレード 年式 距離
1 フェアレディZ バージョンST パール H21 15,000Km以内
2 フェアレディZ バージョンT ブラック H21 20,000Km以内
3 フェアレディZ バージョンニスモ グレー H22 10,000Km以内
4 フェアレディZ バージョンニスモRS ブラック H19 25,000Km以内
5 フェアレディZ ベースグレード シルバー H18 40,000Km以内
6 フェアレディZ ロードスターバージョンST パール H19 35,000Km以内
7 フェアレディZ バージョンST グレー H16 50,000Km以内
8 フェアレディZ バージョンS シルバー H16 60,000Km以内
9 フェアレディZ ロードスターバージョンT ブルー H18 40,000Km以内
10 フェアレディZ 300ZX ムラサキ H9 80,000Km以内

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メーカー名 日産 車種名 フェアレディZ グレード
型式 年式 走行距離
ミッション 燃料 修復歴
お車の色 装備 整備手帳 サンルーフ 本皮シート

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ラインナップ

フェアレディZ (フェアレディゼット、FAIRLADY Z) は、日産自動車が製造するスポーツカーである。通称「Z」。いずれのモデルも「フェアレディ」の通称名を冠するのは国内のみで、輸出向けは「DATSUN」または「NISSAN」と呼称。現在北米市場では「NISSAN 370Z」として販売されている。アメリカ合衆国での通称は「Z-car」(ズィーカー)など。

フェアレディZの特徴

■S30系
1969年に先代モデルであるオープンボディのダットサン・フェアレディに代わって発売された。 ヨーロッパ製の高級GTに匹敵するスペックと魅力あるスタイルを兼ね備えながら、格段に廉価であったことで、北米市場を中心に大ヒットした。日産のイメージリーダーカーとして、足掛け10年もの長期に渡って生産され、世界総販売台数55万台(うち国内販売8万台)という、当時のスポーツカーとしては空前の記録を樹立した。「ダッツン・ズィー」の愛称で親しまれ、日産自動車の輸出モデルの総称でもある「DATSUN」の名を世界に知らしめた日産の記念碑的車両である。

【開発の経緯とメカニズム】
このモデルの開発・販売を企画したのは、1960年代当時、米国日産の社長であった片山豊である。彼はダットサンの北米市場拡販のために強力なイメージリーダーとなるモデルを求めており、イギリス製小型スポーツカーの模倣に留まる従来のダットサン・フェアレディでは、市場での競争力やインパクトが不十分であると考えていた。

片山はアメリカ市場でのニーズに適合した新しいスポーツカーの開発を要望し、1960年代中期から、腰の重い日産本社に対して熱心な働きかけを重ねた末に、当時の日産社長だった川又克二からようやく開発のゴーサインを得た。片山は技術者ではなかったが、アメリカ市場のニーズを見据えて日産本社の開発陣に明確なコンセプトと適切なアドバイスを与え、初代「Z」のプロデュースを主導した。片山自身がインタビューで述べているように「ジャガー・Eタイプのような車を造ってくれ」と要望を出し、初代と二代目のZはEタイプによく似たデザインとなっている。

「Z」のスペックは高度なもので、軽量なモノコックボディに、前後輪ともストラット式サスペンションによる四輪独立懸架を備え、市場で先行するジャガー・Eタイプやポルシェ・911などに肉薄した。

スタイリングは、日産の社内デザイナーである松尾良彦以下わずか3名の少数チームに託され、背の高いエンジンを使わなくてはならない制約のなか、片山の求めるロングノーズ&ショートデッキにまとめ上げている。前部に向かって低くなっていくスタイリングにこだわったため、全高の高いL型エンジンの前方部分がボンネットに干渉し、やむなくボンネットの形状を変更したという逸話がある。ボンネット前方中央部分の盛り上がりはそのためであるが、完成車に違和感は全く感じられない。また、ノーズのフェンダー先端を削り取ったようにしてここにヘッドライトを配置するデザインは、4代目に至るまでデザイン上のアイディンティティとして踏襲されている。

主力エンジンはコストの制約もあり、鋳鉄ブロックを持つ重量級の実用型量産SOHCのL型・水冷直列6気筒を搭載した。北米向けのL24エンジンを搭載した2.4Lモデルのカタログスペックは最高120 mphで、相応に速いが決して俊敏ではなく、ハイスペックな欧州製高級GTを今一歩凌駕するまでには至らなかった。

だがL型エンジンの一見凡庸な設計は、かえって良い方向に働いた。スポーツカーをも日常の足として気軽に使用し、時には自らエンジン回りをメンテナンスすることも厭わないアメリカ人たちのニーズには、このエンジンはむしろ合致していたのである。高回転エンジンではなかったが、実用面では低速域からのトルクに富んでおり、大排気量アメリカ車同様に扱いやすく、信頼性も高かった。ジャガーやポルシェの高性能だが複雑なパワーユニットに比して、単純な設計のおかげで手荒な取り扱いにも耐え、また整備も容易であった。この面では、実用車向け量産エンジンをチューニングして搭載していたかつてのイギリス製スポーツカーの、良き伝統を受け継いでいた。

オープンエアを求める層に対しては、独立したトランクルームを持つタルガトップモデルが設計され、プロトタイプまで製作されており、また、将来的なモアパワーの要求には、プレジデント用V型8気筒(Y40型エンジン)で対処する松尾の私案もあったが、どちらも市販化には至っていない。

日本国内における当時の新車販売価格が150万円で、当時の価格にしては高かったものの、爆発的にヒットした。

■2代目S130系
1978年8月
S130型にフルモデルチェンジ。
先代のロングノーズ・ショートデッキスタイルを継承しながら、2代目はややワイドサイズとなって登場。2,000 ccの「200Z」と2,800 ccの「280Z」の2つのL型・直列6気筒エンジンを設定していた。先代を正常進化させたスタイルとなった。
1980年
国産車で初めてTバールーフ仕様車を追加。このモデルを改造、ガス圧開閉式セミガルウィングウィンドウを装備したのがテレビドラマ『西部警察』に登場する「スーパーZ」である。オープンタイプはZ32までTバールーフの形態が続き、Z32のみコンバーチブルと併売の後、Z33以降は「Zロードスター」として継承された。
1981年10月
マイナーチェンジ。ボンネットフードにNACAダクトを追加。パワーステアリング形式がそれまでのリサーキュレーティングボールからラック&ピニオンへ変更。第24回東京モーターショーにアメリカ合衆国で開催されていたレースSCCAに参戦していた「DATSUN ZX TURBO V-8」を参考出品。FRP製のボディにプレジデント用のV8エンジンをベースにターボを組合わせたレーシングカーである。
1982年
アメリカでL28ET型エンジンを搭載した2800ccターボモデルが誕生。初代に引き続き、S130もアメリカでは大ヒットとなり、1年足らずで生産台数10万台を突破。
1982年10月
歴代フェアレディZ初のL20ET型2000ccターボエンジン搭載モデル「200Z-T」が追加。国産車初の60%扁平タイヤ (215/60R15) 装着車だった。当時はこれが『超ワイドタイヤ』と呼ばれた。
1983年
初代からの累計台数100万台を達成。

■3代目Z31系
1983年
ロングノーズ・ショートデッキというZのコンセプトを引き継ぎながら、空力性能を重視して、エクステリアをシェイプアップした3代目が登場。キャッチコピーは『比べることの無意味さを教えてあげよう』、『ワルツ・ナイト』、『セラミック・レスポンス』、『SOUL SYNCHRO MACHINE』等。
エンジンは直列6気筒のL型から新世代V型6気筒エンジンであるSOHCターボのVG20ET (2L) とVG30ET (3L) (海外向けにはVG30EのNAがある)全グレードにV6エンジンを搭載した(後に再度直列6気筒モデルが設定される)。中でもVG30ETは当時としては大パワーを誇り、トヨタ・スープラに搭載される7M-GTEUが出るまではトップクラスの出力を誇り、空力に優れた欧州向けモデルでは、最高速度が250 km/hに届いた。
ターボチャージャーは2000cc/3000cc共にギャレット・エアリサーチ社製のT03型を使用。
販売当初のラインナップは、国内が2000ccのZ/ZS/ZG,(ZGはTバールーフが設定されている)
3000ccはZXのみ、いずれもターボエンジンだった。
300ZXの5速マニュアルはボルグ・ワーナー製のT5型が搭載された。
サスペンションは全車に減衰力三段階切り替え式の3ウェイアジャスタブルショックアブソーバーを採用し、ソフト/ミディアム/ハード の三段階切り替えが可能だった。

外観では、消灯時にもレンズの一部が露出する「パラレルライズアップ」ヘッドランプの採用が特徴となった。通常の軸回転式リトラクタブル・ヘッドランプとは異なり、ランプが上下に平行移動する構造をもったものである。ボディの一部を削ってのヘッドランプの装備という従来のデザインを踏襲するためであるが、別体のパッシングランプを省略するためという実用上の意味合いもあった。ただ当時の米国ではヘッドランプに連邦自動車安全基準に準じない異形レンズの使用を認めておらず、北米輸出仕様では連邦自動車安全基準規格の角型ヘッドランプにドライビングランプを組み合わせた状態で対応した。1986年に行われたエクステリアの大幅なマイナーチェンジの際は異形レンズの使用が認可されるようになり、日本仕様と同様の状態で輸出された。

1984/1985年
日産自動車創立50周年を記念した「アニバーサリー」を発売。デジタルメーターやブラックの本革内装、リアオーバーフェンダー、専用アロイホイール、左カウルの記念オーナメントなどを特徴とする。 日本国内では、久々の直列6気筒エンジンとなる、DOHCセラミックターボRB20DETを搭載したモデルが追加設定された。 セラミック製のターボはこれが世界初であった。日産は「セラミック・レスポンス」と言うキャッチコピーでアピールした。エンジンはもともとR31型系 スカイライン用として開発されたもので、インタークーラーが上置き形に変更されたため、ボンネット中央に設けられた大型エアスクープが外観上の特徴となった。ノーマルルーフの「200ZR-I」とTバールーフの「200ZR-II」の2種類があった。 1986年
日産の北米でのデザイン拠点である日産デザインインターナショナルが提案したエクステリアデザインを採用し、3Lモデルはキャビン部(含むリアゲート)と左右ドア以外のパネルを全て意匠変更するという大幅なマイナーチェンジを施される。北米輸出仕様と同様のワイドフレアーフェンダーの3ナンバー専用ボディを与えられた。2.0 Lモデルについては前後のスキンチェンジのみでフロントとリアフェンダーは変わっていない。 エンジンは2.0LモデルのVG20ETが廃止されRB20DETのみとなり、3.0Lモデルは前期型からVG30ETを継続する「300ZX」に加え、プロトタイプスポーツカーMID4-Iに搭載されていたVG30型のヘッドをDOHC化した新開発のVG30DEとゲトラグ社製5速MTが組み合わされた「300ZR」が追加された。この「ZR」は締め上げられた足回りと、Z31型系で唯一の自然吸気エンジンなどから、古典的でスパルタンな味わいを持つマニアックなモデルとなった。なお、このマイナーチェンジで、日本仕様の「300ZX」はATのみとなった。

■4代目Z32系
1989年7月10日
スタイル、パフォーマンスを始めとして、完璧なスーパースポーツカーを目指した4代目が登場。キャッチコピーは『スポーツカーに乗ろうと思う』。バブル景気の絶頂期と崩壊、その後の日産の経営悪化のため10年以上という長期に渡り生産されたモデルである。
エクステリアデザインは従来からの特徴であるロングノーズ・ショートデッキを改め、新たにワイド&ローというスポーツカーの基本的イメージを決定し、日本本来の良さを持ったアイデンティティーや、いつまでも沈まないカリフォルニアの太陽に映えるボディデザインを検討したという。その結果、滑らかで凛と張りがあり、日本的なテイストを表現できたデザインに行きついた。
ワイド&ローの迫力のあるボディの設計にはCADが多用されたが、その結果、エンジンルームが狭く整備性が大変悪いという欠点を作ってしまった(特にタービン交換はエンジンを降ろさなければならない)。 ヘッドライトは3代目のパラレルライジングタイプから、再び固定式ヘッドライトに戻された。ボディの一部を削ってライトを搭載するというデザインを踏襲しているが、透明なガラスレンズによってボディは平坦を保っている。このライトは後年そのデザインの良さから、ランボルギーニ・ディアブロやR390(ロードカー)にも流用された。
ボディサイズは先代からの5ナンバーから3ナンバーに変更される。2シーターおよび2by2と2つのシャシー、ボディがあり、それぞれホイールベースも異なるため、シャシー別に設計、製造されているのがフェアレディZの特徴だが、Z32型は2シーターと2by2の外観上の違いは燃料給油口の位置が2シーターはドアとリヤタイヤハウスの間で2by2はリヤタイヤハウスの後ろに位置していることから容易に判別できるモデルである。ルーフには2代目(S130型)から続くTバールーフも一部モデルに引き継がれた。なお、2by2はTバールーフが標準装備になっており、ノーマルルーフは設定されていない。
イグニッションキーの材質はチタン、車載ジャッキはアルミニウム製、スペースセーバー式スペアタイヤのホイールもアルミニウム製である。
メカニズム面においては同時期に発表されたスカイライン(R32型)と同じく電子制御式4WSであるSuper HICASがツインターボモデルに装備され、より理想的なコントロール性能を目指した。
搭載される2種類のエンジンはV6・3000ccが採用されている。先代の300ZRで採用された自然吸気のVG30DE型 (230 ps) とMID4-IIに搭載されていた新開発・ツインターボチャージャー搭載のVG30DETT型をデチューンした物が用意され、中でもVG30DETT型が搭載されたツインターボモデルは国内で初めて最大出力280 psに達した。当時運輸省からの指導により日本の各自動車メーカーが実施していた自主規制値の280 psはここから生まれた。
20年以上経った現在でも根強い人気があり、現存しているタマ数もかなり多い。歴代Zの中で1番デザインが良いという声も多い。
1992年8月
フルオープンモデルとなる「フェアレディZコンバーチブル」を追加(2シーターのみ)。シートベルトの位置がドアよりボディに変更、エアバッグオプション、助手席パワーシートオプションなど。
1993年8月
一部改良。リアスポイラーを高速安定性の高いウイングタイプへ変更。内装色を変更。
1994年10月
一部改良。運転席SRSエアバッグを全車標準装備としたほか、2シーター、2by2, コンバーチブルそれぞれに「バージョンS」追加。リアスポイラーおよび専用シートを装備する。また、2by2 Tバールーフには「バージョンSレカロ」を設定。「バージョンS」をベースに16インチBBS製鍛造アルミホイール、レカロ製シート、ミラーコートTバールーフ、電子制御アクティブサウンドシステムを装備する。全車に運転席SRSエアバッグ、ビスカスLSDが標準装備。チタンキーの設定が廃止される。
1997年1月
一部改良。「バージョンR」追加、新ボディ色パープル追加。ツインターボモデルとバージョンRはABSを標準装備。2シーターがバージョンSのみの設定となる。
1998年10月
マイナーチェンジ。ボディ剛性の向上。フロントバンパー、リアスポイラーなどを変更。サイドシルプロテクターを装備。フロントオーナメントとリヤの300ZXの文字を赤色化。アルミホイールをポリッシュ仕上げに変更。ツインターボモデルにキセノンランプを標準装備。リヤコンビランプのターンランプを白色レンズ化。「コンバーチブル」を廃止。シートカラーが変更される。
2000年9月
製造終了。2002年7月の5代目(Z33型)発売までは一時的に絶版車種となった。

フェアレディZの歴史

■日産・フェアレディZ Z33
2000年9月に先代であるZ32型フェアレディZの生産が終了され、その後、約2年間の空白ののち、2002年7月にフェアレディZとしては5代目となるZ33型フェアレディZが発売された。その約1年後の2003年10月にはオープンモデルの「ロードスター」が追加された。先代Z32型に用意されていた4人乗り仕様については廃止された。
発表時には「Zは毎年進化する」と宣言され、その宣言通り、2008年にZ34型にフルモデルチェンジされるまでに計4回のエンジンスペックの向上が行われた。
なお、排気量が3.5Lであるため、海外においては「350Z」の名称で販売されていた。現在も一部市場においてはZ34型クーペと本モデルのロードスターが併売されている。
Z32型発売から数年後には次期型フェアレディZの開発が始まっていたが、バブル景気の崩壊により開発は一時中断された。しかし、カルロス・ゴーン就任後の2000年には開発が再開され[3]、2000年のZ32型生産終了から2年間のブランクを経て、2002年に発売された。
なお、開発初期には4気筒エンジンを搭載する計画もあったが[4]、最終的にはZ32型から500cc排気量を増加したV6エンジンが搭載された。

【240Zコンセプト】
1999年の北米国際オートショーには2.4L 4気筒 DOHCエンジンを搭載する「240Zコンセプト」が出展された。プラットフォームは240SX(S14型系シルビア)のものを利用し、日産デザインアメリカのAjay Panchalによりデザインされた[5]。また、2.4Lエンジンには5速MTが組み合わせられ、実走可能であった[6]。なお、このコンセプトカーは、日産デザインアメリカが全米のZオーナーズクラブからの強力なバックアップのもとで独自に開発したものである。
プラットフォーム、サスペンション、エンジンなどをスカイラインと共有しており、安価な価格設定を可能とした。
2003年10月にオープンモデルの「ロードスター」が追加されたが、ロードスターには電動ソフトトップが採用され、開閉時間は約20秒となる。

【パワートレイン】
エンジンルーム(2002年7月-2007年1月、VQ35DE型)
エンジンについては当初V型6気筒 3.5LのVQ35DE型エンジンを搭載しており、初期モデルの最高出力は280PSであったが、2005年9月のマイナーチェンジ時にはMT車のみ最高出力が294PSまで向上され、一方で最大トルクは低下した。またMT車のエンジン改良ではエンジンの最高回転数がそれまでの6,600rpmから7,000rpmまで引き上げられた。
2007年1月の一部改良時には、モデルチェンジしてV36型となったスカイラインセダンより搭載されるVQ35HR型エンジンに変更され、最高出力が313PSまで向上、最大トルクもMT車比で増加、AT車比で減少して36.5kgf・mとなった。また、エンジン最高回転数は7,500pmとなった。
トランスミッションにはジヤトコ製 JR507E型マニュアルモード付きフルレンジ電子制御5速ATと愛知機械工業製のFS6R31型6速MTが用意される。2004年9月の一部改良時にはATに日産として初めてシンクロレブコントロール機構が追加されている。

【ボディ・シャシ】
V35型スカイラインセダンに採用されるFMプラットフォームをベースとしており、前後重量配分は53:47とした。
ボディ剛性確保のため、トランクルームにはフェアレディZのロゴマークのついたフレームが取り付けられたが、これによりトランクルームの使い勝手に問題を残すこととなった。
サスペンションについては前後ともにマルチリンク式サスペンションが採用されたが、2005年9月のマイナーチェンジ時にはショックアブソーバーに新たにフーガより採用されているデュアルフローパスショックアブソーバーが採用された。
タイヤについては当初標準車にはブリヂストン製のPOTENZA RE040タイヤが装着されていたが、2007年1月の一部改良時に同POTENZA RE050Aタイヤに銘柄が変更された。
空力性能は発売当時クラストップを誇り、Cd値は0.30で、フロントゼロリフトを達成、前後スポイラー装着車はCd値が0.29で、フロント・リアゼロリフトを達成した。またロードスターについても、フロントウインドウからトランクリッドまでの形状を最適化し、風の巻き込みを防いだ。
「FAIRLADY Z」の車名書体のうち、「FAIRLADY」の部分は日産自動車の統一車名書体のNE-01を斜体にして使用しており[12]、「Z」エンブレムは専用のデザインがとられている。そしてこの「Z」エンブレムは、ルノー・日産アライアンス後の車種としては後に発売されるGT-Rを除いて唯一、ハンドルに日産エンブレムの代わりに装着されている。
エクステリアデザインについては、2005年9月のマイナーチェンジ時にフロントバンパーおよび前後ランプ、18インチアルミロードホイールのデザインが変更されており、テールランプについてはLED化された。さらに2007年1月の一部改良時には、エンジン変更によりエンジンブロック全高が高くなったため、ボンネットフードに初代S30型を彷彿とさせるバルジが設けられた。

【ラインアップ】

[グレード構成]
クーペ
前期型ロードスター/ロードスター Version T (写真は北米仕様350Zロードスター)
グレードはベースグレードのほか、ラグジュアリーグレードの「Version T」、スポーツグレードの「Version S」、最上級グレードの「Version ST」が用意される。「Version T」には本革シートなどが標準装備され、「Version S」ブレンボ製のベンチレーテッドディスクブレーキおよび4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキやVDCなどが装備される。また、最上級グレードの「Version ST」は両グレードの装備が両立される。
発売当初、「Version S」および「Version ST」は6速MTのみ、「Version T」は5速ATのみの設定となっていたが、2003年10月の一部改良時に最上級グレードの「Version ST」にも5速AT車が追加された。また、前期型ではベースグレードと「Version T」には17インチホイールが、他のグレードには18インチホイールが装着されたが、2005年9月のマイナーチェンジ以降は全車18インチホイールが装着された。

ロードスター

2005年9月のマイナーチェンジまでは、ベースグレードと「Version T」のみが用意され、両グレードとも5速ATと6速MTの両方が用意される。2005年9月のマイナーチェンジ時には新たに最上級グレードの「Version ST」が追加され、ベースグレードは6速MTのみ、「Version T」は5速ATのみの採用となった。なお、発売当初は全車に17インチホイールが装着されていたが、2005年9月のMC後のモデルは全車18インチホイールが装着されている。

[特別仕様車]
Type E
2004年1月26日に発売。同年2月29日までの期間限定車。「Version S」をベースにロングノーズバンパー、ロングテールバンパー、サイドフィニッシャーを装着し、加えてオーディオレスとしている。

35th Anniversary
2005年1月13日に発売。同年5月末受注分までの期間限定車。初代フェアレディZの登場から35周年を記念したモデル。クーペ「Version ST」の6速MT車をベースに、後の9月8日に発売されるマイナーチェンジモデルに採用されることとなる新デザインの18インチアルミホイールが採用され、加えてエンジンに専用のチューニングが施され、エンジンの最高回転数が6,600rpmから7,000rpmまで400rpm増加された。なお、このエンジンは最大トルクが後のMCモデル車と同じ35.7kgf・mまで低下しており[13]、MCモデルのエンジンのベースとなっている。

Version ST Type G
2006年1月12日にオーテックジャパンより発売。同年5月31日受注分までの期間限定車。クーペ「Version ST」をベースにフロント18インチ、リア19インチのレイズ製鍛造アルミホイールおよびブリヂストン製POTENZA RE050タイヤを装着した。加えて前後フェンダーモールを装着したことにより全幅が25mm増加している。

Type F
2008年1月10日にオーテックジャパンより発売。ベース車はベースグレードの「フェアレディZ」。専用赤色の本革シートが採用され、「Type G」と同デザインのレイズ製フロント18インチ、リア19インチホイールが装着されたほか、VDCや前後フェンダーモールなども装備された。なお、モデル名の「F」は「魅了する」、「虜にする」を意味する「fascinate」の頭文字を取っている。

[コンプリートカー]
S-tune GT
2004年1月26日に期間限定車「Type E」と同時にNISMOより発売。ベースグレードは「Type E」同様「Version S」。エンジンにはチューニングが施された「S1仕様」のVQ35DE型エンジンが搭載され、最高出力は221kW (300PS) まで向上し、600回転高回転化された。同時に発売された「Type E」同様、大型前後バンパーやスカートが装着されている。また、専用のS-tuneサスペンションやフロント大型ベンチレーテッドディスクブレーキ、専用19インチ鋳造アルミホイール、大型リアスポイラーなども装着され、シャシにもチューニングが施されている。なお、2004年中に納車された車両にはNISMOの20周年を記念した「20周年」ロゴエンブレムが装着された。

Version NISMO/NISMO 350Z
2007年1月11日の一部改良と同時にNISMOおよびオーテックジャパンより発売。NISMOとオーテックの共同開発車で、ボディ剛性が向上され、ヤマハ発動機製ショックアブソーバーを採用する専用サスペンションなどが装備された。ホイールには先に発売された期間限定車「Version ST Type G」と同一デザインのレイズ製フロント18インチ、リア19インチホイールを装着し、タイヤにはブリヂストン製POTENZA RE-01Rタイヤが装着された。エクステリアデザインでは専用のフロントバンパー、サイドシルプロテクター、リアバンパー、リアスポイラーなどが装着され、効果的なダウンフォースを獲得している。なお、このモデルは先に発売されたコンプリートカー、「S-tune GT」とは異なり、日本国内の全日産ディーラーでの購入が可能であったほか、2007年7月には北米市場にも「NISMO 350Z」として輸出された。なお、「NISMO 350Z」のホイールについては専用色に変更されたほか、このモデルは北米向けとしては初のコンバージョンカーとなった。

Version NISMO Type 380RS-Competition
2007年1月11日に「Version NISMO」と同時に発売。略称は「380RS-C」。レースエントラント向けの車両として開発されており、実質的にはスーパー耐久・ST1クラス参戦のためのホモロゲーションモデルである。車両価格は2,625万円となる。エンジンや空力性能の向上、軽量化が図られた。なお、このモデルに搭載されるエンジンは、ストロークが7mm延長され、排気量が3.8Lまで引き上げられており、6速クロスレシオトランスミッションが組み合わせられる。また、専用サスペンションやブレンボ製ブレーキキャリパー・ローターなども装備される。2008年3月27日にはリアウイング、ロールケージの形状が変更され、加えて車体剛性・空力性能の向上も図られ、2008年モデルへの移行が行われた。

Version NISMO Type 380RS
VQ35HR 3.8L改仕様
2007年6月21日にNISMOより発売。レース向けモデルの「Version NISMO Type 380RS-Competition」の公道仕様で、300台限定となり、2008年6月30日に受注が終了された[16]。エンジンには380RS-Cに搭載された3.8L改仕様のVQ35HR型エンジンを公道向けにデチューンし、最高出力を350PSのとしたものが搭載される。なお、エクステリア、インテリアのデザインは先に発売された「Version NISMO」と共通となるが、リアには専用の「RS」エンブレムが装着される。

■日産・フェアレディZ Z34
フェアレディZとしては通算6代目のモデルである。先代であるZ33型からはエンジンの排気量を200cc増加させ、ホイールベースを100mm短縮させた。また、排気量が3.7Lとなったため、日本国外においては「370Z」として販売されている。なお、先代のZ33型は世界約100カ国で販売されていたが、このモデルはさらに市場を拡大し、120カ国近くでの販売が予定されている。

[パワートレイン]
エンジンには、CV36型スカイラインクーペと共通のV6 3.7L VQ37VHR型エンジンが搭載され、マニュアルモード付き7速ATと6速MTが組み合わせられる。
6速MTについてはZ33型と共通の愛知機械工業製FS6R31型トランスミッションを採用したが、フリクションの低減および軽量化が施されており[2]、MTとしては世界初となるシンクロレブコントロールが採用された。また、7速ATはジヤトコ製のJR710E/JR711E型で[3]、インフィニティブランドで販売されるFX50に次いで2番目の採用であり、日産ブランド車、あるいは日本投入車としては最初の7速AT車となった。

[ボディ・シャシ]
プラットフォームは、Eプラットフォームの中でも、特にCV36型スカイラインクーペのものが基本的なベースとなっている。しかし、スカイラインクーペと共有しているのは前後サイドメンバーやダッシュロアなどのみで、ほとんどが専用に設計されており、ホイールベースが短縮されたために、ボディ後半部分は完全に新設計となった。
Z33型はリアサスペンション周辺の剛性を確保するためにトリプルメンバー構造を採用していたが、重量効率が悪いためにZ34型ではその構造を廃止し、構造の見直しを図った。この構造変更やアルミニウムの採用拡大などにより、エンジン排気量の増加や安全性・車体剛性の向上のために100kgの車重増が見込まれていたにもかかわらず、Z33型と同水準の車両重量を維持することに成功した。加えて捩り剛性を40%、前後曲げ剛性を10%、横曲げ剛性を60%向上させた。また、アルミニウム合金の採用については、Z33型ではボンネットのみへの採用であったが、Z34型では更にドアやバックドアにも採用されている。リア周りの剛性確保の結果、先代で問題視されたトランクルームを横切るフレームは廃され、収納面での使い勝手も向上している。
開発は先代Z33型とは異なり、当初からオープンモデルの追加を念頭にして行われたため、ロードスターについては、オープン化による剛性減少を抑えて先代より捩り合成を40%向上しつつ、同時に50kg程度の軽量化を果たしている。
また、タイヤについては、「Version NISMO」も含め、全車にブリヂストン製のPOTENZA RE050が採用されている。

[デザイン]
Z34型にモデルチェンジするにあたり、フェアレディZのアイデンティティである「ロングノーズ」を表現するためにホイールベースが100mm短縮されることが決定された。ちなみに、フェアレディZのショートホイールベース化は2005年頃には既に構想されており、Z33型をショートホイールベース化した実験車がテストされていた。
またロードスターに関しては先代同様ソフトトップが採用されたが、このショートホイールベース化に加えてソフトトップのサイズが長く、そして厚くなり、加えて先代のビニールからより畳みにくい帆布素材に変更されたにもかかわらず、トランク容量が拡大されている。
開発時には北米向けモデルのA35型マキシマも並行して開発されていたが、北米市場においてはZが3ドアスポーツカー、マキシマが5ドアスポーツカーという位置づけで販売されていたため、ブーメラン型の前後ランプなど、共通のデザインも取られている。
デザインに際しては空力性能も考慮され、クーペについてはCd値: 0.30[11]、フロントゼロリフトを達成。リアスポイラー装着でリアゼロリフトも両立し、オプションのエアロキット装着車ではCd値0.29を実現している[2]。また、ロードスターについても風の巻き込みが抑えられてセグメントトップの空力性能を誇る。
また、「FAIRLADY Z」の車名ロゴに関しては、「Z」の書体に新デザインのものが採用され、「FAIRLADY」については先代同様、NE-01を斜体化したものが採用された[10]。なお、この「Z」のロゴはサイドウインカーにも装着されている。

[グレード構成]
ベーシックモデルの「フェアレディZ」のほか、BOSEサウンドシステム、本革シートなどの豪華装備を標準装備する「フェアレディZ Version T」、スポーツグレードの「フェアレディZ Version S」、Version TとVersion Sの装備を両立した「フェアレディZ Version ST」の4グレードが用意される。Version Tには7速ATのみが、Version Sには6速MTのみが用意され、ベーシックモデルとVersion Tには18インチアルミホイール、Version SおよびSTにはレイズ製の19インチ鍛造アルミホイールが装着される。また、すべてのグレードにリアフォグランプが標準装備された。
また、Z33型にも用意されたオープンモデルのロードスターは北米市場には2009年9月に、日本でも2009年10月に投入された。なお、アメリカなど、日本国外の一部市場においては当初Z33型ロードスターを併売している国もあった。日本仕様のグレード体系は「Version S」以外の3グレードが設定されている。全車専用デザインのエンケイ製18インチホイールが装着され、19インチホイールが「Version ST」のみにオプション設定されている。

Version NISMO
2009年6月に追加された「Version NISMO」は、エンジンに専用チューンが施され、標準車の336psから355psまで出力が向上されており、専用の補強パーツなどを装備し、剛性の向上と振動の減衰を両立した。また、サスペンションにチューニングが施され、パワーステアリングの特性が変更されたことにより、よりスポーティなハンドリングとなった。そして、専用前後バンパー、サイドシルプロテクター、リアスポイラーなどを装備してCd値は0.30のまま、効果的なダウンフォースの獲得と空気抵抗の低減を両立し、世界トップレベルの空力性能を実現した。
北米では「Version NISMO」にあたるモデルの「NISMO 370Z」が2009年モデルとして2009年6月に米国で先行発売された[14]。なお、6速MTのみの設定となっている。ちなみに、少数生産のコンプリートカーが米国に輸出されるのは、先代の「NISMO 350Z」、「cube Kr?m」に次いで3車種目となった。

[特別仕様車]
40th Anniversary/Black Edition。
2009年10月にロードスターと同時発売フェアレディZ誕生40周年記念特別仕様車として設定された。翌2010年10月までの期間限定車。クーペ「Version ST」をベースに、記念刻印付き専用シート・インテリア、リアエンブレムのほか、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール、ブレーキキャリパーが装備された。なお、北米仕様車の「370Z」には2010年2月に「40th Anniversary」が1,000台限定で発売されるが、MT車のみに設定される[16]。また、欧州仕様車にも同月に「ブラックエディション」の名称で370台限定で発売されたが、欧州仕様車にはAT車も用意された。

370Zイエロー/370Zニュルブルクリンクエディション
「370Zイエロー」は英国で、「370Zニュルブルクリンクエディション」ドイツで発売された特別仕様車。専用ボディカラーのアルティメットイエローが採用され、ボディサイドにはブラックの車名デカールが装着される。なお、このモデルはGT4欧州選手権をモチーフとしている。また、「370Zニュルブルクリンクエディション」には専用の19インチホイールなども装着される。
レース記録 2010年にはスーパー耐久にシーズン途中の第2戦からZ34が参戦を開始した。なお本来Z34はスーパー耐久のレギュレーション上はST1クラスに該当するが、主催者側の特認によりウエイトハンデを乗せることで、従来のZ33同様ST3クラスへの参戦を認められている。
また、米国においては「NISMO 370Z」をベースとした「BRE 370Z」が2010年下旬にSCCA (Sports Car Club of America) のT2クラスに参戦する予定となっている。

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